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美白・美肌

美白・美肌は、スキンケアや美容における重要な概念です。美白は、肌の色を均一にし、シミやそばかすのない明るい肌を目指すことを指します。美白成分にはビタミンC誘導体やアルブチンが含まれます。一方、美肌は、潤いがあり、ハリや弾力があり、きめ細かい肌を目指すことを意味します。保湿やアンチエイジング成分が重視されます。正しいスキンケアと生活習慣が、これらの目標達成に不可欠です。

■成分1:ビタミンC

ビタミンC

ビタミンCが美白効果に期待できるのかというと、シミの原因物質であるメラニンの合成を抑制し、さらに黒色メラニンを脱色する働きを持っているためです。


肌に紫外線が当たると、体内では活性酸素が生み出されます。


この活性酸素は皮膚中にある色素細胞・メラノサイトが刺激され、メラノサイト内にあるチロシンを「チロシナーゼ」という酵素の作用でドーパキノンにし、やがてメラニンへと変化していきます。


ビタミンCはメラニンが生成される段階でチロシナーゼの活性を阻害してくれるので、結果的にメラニンの合成自体を妨げてくれるのです。


また、一度合成されてしまった黒色メラニンも、還元型の淡色メラニンへと脱色してくれることがわかっています。

こうした活躍から、ビタミンCは美白効果が期待できるとされているのです。

■成分2:グルタチオン

グルタチオン

グルタチオンはグルタミン酸、システイン、グリシンという3つのアミノ酸が連なったペプチドです。


動物や植物、微生物の細胞の中に存在しており、人間の体内では皮膚や肝臓などに多く含まれます。生命を維持するにあたり欠かせない成分ですが、年齢や紫外線の影響により減少しやすいという特徴があります。


グルタチオンには解毒作用や抗酸化作用、メラニン抑制作用があるため、全身の美白に効果があります。


グルタチオンが減少すると疲れや肝機能の低下、肌荒れ、代謝の低下などがおこり、老化を進行させてしまう可能性があります。グルタチオンを補充することにより、これらを予防・改善します。


お酒をよく飲まれる方の場合、肝臓の解毒を助ける働きもあるので肝障害の予防や、改善も期待できます。